相続放棄申述の有無の照会をすることによって、その相続人が相続放棄をしているか確認することができます。また、必要に応じて相続放棄申述受理証明書を取得します。

相続人に協力してもらえる場合には、相続放棄申述受理証明書を相続人から交付して貰ったり、事件番号を教えて貰うことで、管轄裁判所で証明書を取得することができます。

しかし、相続人が協力してくれない場合には、まずは管轄の裁判所に対して相続放棄申述の有無の照会をすることになります。相続人であれば、相続放棄の申述の有無を調べることが可能ですので、被相続人の最後の住所地を管轄する家庭裁判所に照会書を提出します。
これによって、申述者の氏名と事件番号が判明しますので、この事件番号に基づいて同じ管轄裁判所に対して相続放棄申述受理証明書を請求することになります。
それぞれ請求にあたって、必要書類等がありますが、管轄裁判所ごとに異なることもありますから、詳しくは管轄裁判所のHPや窓口に問い合わせて確認してください。